あらすじ 宇宙世紀0079から0085へ――2つの時代が交差する物語
物語は、宇宙世紀0079年9月18日――
ジオン公国軍のエースパイロット、シャア・アズナブルが、地球連邦軍のMS開発を察知し、サイド7でガンダムと強襲揚陸艦ペガサスを鹵獲したところから始まります。ジオンのMS開発は飛躍的に進化し、シャアもニュータイプとして覚醒。赤いガンダムと共に、仲間のシャリア・ブルと新戦術「M.A.V.」を確立します。
戦争終盤、地球連邦は宇宙要塞ソロモンをジオン配下のグラナダに落とそうとしますが、シャアはそれを逆手に取り、ザビ家への復讐を狙った作戦を決行。しかし計画は思わぬ方向に進み、ゼクノヴァ現象によってソロモンは消失。シャアと赤いガンダムは行方不明となります。
時は流れ、宇宙世紀0085年――
サイド6のイズマ・コロニーで暮らす女子高生アマテ・ユズリハは、戦争難民の少女ニャアンと出会い、彼女が持っていた非合法のMS用デバイスを手にしたことから運命が動き始めます。
逃げ込んだ先のジャンク屋「カネバン有限公司」で、アマテは赤いモビルスーツGQuuuuuuX(ジークアクス)に搭乗し、暴走する軍警のMSを撃破。その才能が開花します。
その後、仲間とともに非合法の決闘競技「クランバトル(クラバ)」に出場し、少年シュウジ・イトウのガンダムと共闘。仲間たちに見守られながら、2人は即席のバディとして勝利を収めます。
戦後の混沌のなかで、それぞれの過去と未来、そして赤いガンダムをめぐる陰謀が絡み合い、新たなガンダムの歴史が動き出します。
登場キャラクター紹介
アマテ・ユズリハ
サイド6に暮らす普通の女子高生。偶然GQuuuuuuXを起動させ、軍警のMSを撃破したことで一気に物語の中心へ。
ニャアン
戦争難民の少女で、非合法なデバイスを運んでいた張本人。アマテと行動を共にする。
シュウジ・イトウ
グラフィティを描く少年。アマテに誘われてクラバに参加し、赤いガンダムのパイロットとして覚醒。
シャリア・ブル
ジオン公国軍のニュータイプで、行方不明のシャアを捜索する任務を担う。後半の鍵を握る人物。
エグザべ・オリベ
最新鋭MS「GQuuuuuuX」を与えられたが、機体性能を引き出せずアマテに奪われてしまう。
アンキー
カネバン有限公司のリーダー。アマテにクラバ参戦を提案し、裏社会の中で奔走している。
主題歌・挿入歌情報
オープニングテーマ「Plazma」/米津玄師
劇場先行版およびテレビアニメ版の主題歌を担当。作詞・作曲・編曲すべて米津玄師による重厚な一曲で、ガンダムの世界観を深く彩ります。
エンディングテーマ「もうどうなってもいいや」/星街すいせい
劇場先行版の挿入歌であり、TV版のエンディングテーマにも起用。切なさと力強さが共存する楽曲で、アマテやニャアンたちの心情を映し出します。
挿入歌「ミッドナイト・リフレクション」/NOMELON NOLEMON
劇場版の印象的な戦闘シーンで使用。疾走感あるサウンドと幻想的なメロディが観る者の心を震わせます。
まとめ ガンダムの“新たな伝説”が始まった
機動戦士Gundam GQuuuuuuXは、宇宙世紀を軸にしながら、戦争とその後を生きる人々のリアルを描いた全く新しいストーリーです。シャア、ガンダム、ニュータイプといったシリーズの象徴的な要素を残しつつ、新キャラクターとAI時代のMS戦術「M.A.V.」が作品に新鮮な風を吹き込んでいます。
音楽も米津玄師や星街すいせいといった超豪華アーティストが参加しており、視覚・聴覚ともに楽しめる傑作となっています。
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